1歳頃になると、少しずつ“自分でやってみたい”という気持ちが育ってきますよね。
我が家でも、最近はモンテッソーリ教育の考え方を取り入れ、お着替えのお手伝いをしてもらうようになりました。
まだ1人ではできないけれど、
「ここに腕を通すよ」
「次はズボンね」
と 一つひとつ動作と言葉を結びつける声かけを続けていると、
子どもは流れをつかんでいき、少しずつ“できた!”が増えていきます。
そして、この“日常の声かけ”こそ、
おうち英語には最強のインプットの場。
今回は、我が家が実際に使っている
モンテッソーリお着替え × 英語声かけフレーズをまとめました。
今日から使えるものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
モンテッソーリ流「お着替え × おうち英語」のポイント
■ ① 動作の“順序”を伝えて見通しを作る
モンテッソーリでは、流れを区切って言葉と動きの一致を助けることが大切。
英語でも同じように、一つずつ短いフレーズで伝えていきます。
【実際に使っている英語声かけフレーズ集】
◆ お着替えはじめるよ
- It’s time to change clothes.(お着替えの時間だよ)
- Let’s get changed.(着替えようね)
- Let’s start with your top.(上の服から始めるよ)
◆ 上の服の着替え(Tシャツなど)
- Let’s take off your top.(上の服を脱ぐよ)
- I’ll lift it over your head.(頭のところを通すよ)
- Here comes your head.(頭通るよ〜)
◆ 袖の声かけ
- Let’s put your right arm through.(右の腕を通すよ)
- Now your left arm.(次は左腕ね)
- Can you push your arm out?(腕を押し出せる?/ちょっと協力してもらう時)
◆ ズボンを履くとき
- Let’s put on your pants.(ズボン履くよ)
- Right leg first.(右足からね)
- Let’s slide your foot in.(足を入れるよ)
- Now your left leg.(次は左足ね)
- Can you pull them up?(上まで引っ張れる?)
◆ できた時の声かけ(自己肯定感UP)
- You did it!(できたね!)
- Great helping!(よくお手伝いできたね)
- You worked so hard.(がんばったね)
- Thank you for getting dressed with me.(一緒にお着替えしてくれてありがとう)
【なぜ「お着替え×英語」が効果的なの?】
● ① “短い単語+動作”で覚えやすい
right / left / arm / head / pants など
生活に密着した語彙が自然にインプットされます。
● ② 毎日必ずあるので定着しやすい
特別な教材不要。
英語が習慣になる一番のチャンスです。
● ③ 「できた!」という成功体験と英語が結びつく
モンテッソーリの“自己選択・成功体験”は、
おうち英語でもモチベーションに直結します。
【まとめ】
お着替えのような“毎日のルーティン”は、
モンテッソーリ教育とおうち英語を自然に組み合わせられる最高の場です。
まだ1人で着替えられなくても、
「頭を通すよ」「右腕いくよ」
とシンプルな英語の声かけを積み重ねていくことで、
子どもは流れを理解し、英語も耳から吸収していきます。
小さな一歩の積み重ねが、英語の土台づくりにつながります。
ぜひ今日のお着替えから英語フレーズを取り入れてみてくださいね。


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