おうち英語に取り組む中で「モンテッソーリ教育」を知り、両方を掛け合わせたいと思う方も多いのではないでしょうか。どちらも 子どもの自発性を大切にする教育法 なので、とても相性が良いのです。今回は、1歳の子供を育てる我が家で実践している「モンテッソーリ教育 × おうち英語」の1日の流れをご紹介します。
朝|環境を整えてスタート
モンテッソーリ教育では「環境を整えること」が学びの第一歩。我が家では朝のリビングに英語の絵本を数冊並べておきます。
子どもが自然と手に取れるように、表紙を見せるように配置するのがポイントです。
歯磨きのときにリズム歌(“Brush, brush, brush your teeth!”)
英語絵本の読み聞かせ
朝の着替えを英語で声かけ(“Let’s change your clothes!”)
➡ 朝の生活習慣に英語を少し加えるだけで「自然に学ぶ」時間に変わります。
午前|五感を使った遊びと学び
モンテッソーリの教具は「見る・触る・聞く」を通して感覚を育てます。おうち英語でも同じように、五感をフル活用して取り入れると効果的です。
- 積み木や型はめパズルで形や色を英語で言う
- フォニックスカードをめくりながら発音遊び
- 歌やリズムに合わせて手を動かす
➡ 「感覚」と「言葉」を一緒に経験すると、英語が子どもの中でリアルなものになります。
昼|実生活活動を英語に
モンテッソーリ教育の基本は「日常生活の練習」。家の中のあらゆる動作をおうち英語につなげることができます。
- ご飯を盛り付けるときに “More rice?”
- 水をコップに注ぎながら “Pour water!”
- 洗濯物を干すときに “One, two, three…” と数える
➡ 子どもは「実際の生活の中で役立つ英語」を自然に吸収していきます。
午後|自由選択の時間
モンテッソーリでは「子どもがやりたい活動を選ぶ時間」が大切です。おうち英語でも、無理にやらせるのではなく、子どもが興味を持ったものを中心に楽しみます。
- DVDやCDの掛け流し(好きな曲を選ばせる)
- 自分で選んだ絵本を一緒に読む
- 英語のおもちゃ(リモコンや楽器など)で遊ぶ
➡ 「自分で選んだ」という気持ちが、学びを深める原動力になります。
夜|一日の振り返りとリラックス
寝る前は、静かに過ごす時間。英語を無理に「勉強」するのではなく、絵本や子守唄で心地よく一日を終えることを意識しています。
- 英語の絵本を1冊読む
- 英語の子守唄(Twinkle, Twinkle Little Star など)を流す
- 「楽しかったね」と英語で一言(“We had fun today!”)
➡ 心が落ち着く時間に英語を取り入れると、ポジティブな記憶として残ります。
まとめ
モンテッソーリ教育とおうち英語は「子どもの自発性を尊重する」という点で重なり合います。
環境を整える・五感を使う・日常生活に取り入れる・選ぶ自由を大切にする という4つの視点を意識することで、自然に英語を生活に組み込むことができます。


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